出町商店街(出町桝形商店街)の鴨川側のアーケード入り口の脇に出町ふたばさんはあります。この店の豆餅(豆大福のこと)は本当に有名で、一度食べてみたかったので売り切れにならないように朝一の新幹線で京都駅に着いたら、迷わずお店に向かいました。お店に着いたのは9時半くらいでしたが、すでにお客さんが数名いました。
ショーケースには、桜餅(道明寺=関西では、桜餅と言えばこれのことを指す)やお団子など、皆美味しそうな餅菓子が並んでおり、目移りしましたが、とりあえず、豆餅2個、桜餅、そしてお団子(招福だんご)を買いました。
感想ですが、豆餅は、取り粉が必要最小限で、見た目も美しく、お餅の固さもちょうどよく、餡も自分好みの甘さで、美味しかったです。お団子は、1個が大きく食べ応えがありましたが、ほんのり甘くこちらも美味しかったです。最後に桜餅ですが、これが、本当にいい香りで、食べたときに、その香りが口のなかに広がり、また、ほんのりとした甘さもあり、絶品でした。関東系の桜餅を食べている者にとって、道明寺もちは、あまりなじみがないのですが、この美味しさには、すごく幸福感を感じました。
さて、出町商店街には、阿闍梨餅を販売しているお店があり、これも買ってみました。
こちらは、若干、日持ちのする菓子です。小腹がすいたときに、おやつとしてお茶と一緒にいただくのによいかなと思います。
京都アニメイト限定でまどかマギカのパッケージバージョンを販売しており、これを買いました。自分の京都のみやげの定番は、生八つ橋(餡入り)なのですが、とりわけ、聖護院の聖(ひじり)にこだわっています。このニッキ(シナモン)の加減と、八つ橋の固さがお気に入りなのです。
中は、定番のニッキ味と抹茶味のものが5個ずつ入っています。
そして、八つ橋(固い方)も買いました。自分が幼いころは、なじめない味だったのですが、大人になるとこの味がわかるようになるものですね。それでも、やはり聖護院のものが上品な感じがしてよかったです。
京都は本当に美味しい和菓子が一杯ありますね。
(2013年1月12日撮影)