コミケ(C102:2023年夏コミ)のサークル「やきいも」の新刊紹介とお品書きです。
(2023年8月12日(土) 1日目東6ニ-06b)
今回の新刊はTVアニメ「たまゆら」の同人誌です。
筆者は、6年前にたまゆら横須賀巡礼本「緒明山公園のひみつ」(C93)を刊行しています。
今回は、その時に宿題になっていた緒明山(おあきやま)についてさらに深く掘り下げてみました。
(前回の冬コミ(C101)では、「緒明山のひみつ」を頒布しました。でも、この時はコロナなど諸般の事情のため未完成で時間切れでダイジェスト版のようになってしまいました。なので申し訳ないのでプレビュー版の位置付けの特別価格にしていました。ただ、歴史年表の頁は、しっかり完成していましたので、今回は、その歴史項目ごとの細かな説明を加わえて完成させたという感じです。また、今年になって様々な資料が見つかり、内容をより充実拡大し、今回の同人誌に繋げました)
緒明山って何?と思われる方は少なくないでしょう。
横須賀の地元の方も実はよくわかっていないのです。
でも、サトジュン(佐藤順一監督)は、色々調べたのかもしれません、いや、きっとそうだと思います。
このアニメたまゆらの横須賀の聖地を辿ると日本の幕末、明治の歴史が理解できてしまうのです。
そんな、いわゆる聖地巡礼本とはちょっと違った切り口で、今回はまとめてみました。
今回も、C101刊行時と同名のタイトル「緒明山のひみつ」にしましたが、ページ数を増やした新装版でリリースします(表紙の画像も一新しました)。内容は、この6年間の本当に地道な調査(資料収集、考察、検証)が詰まっています。なので、新たな写真に加えて、テキストが若干多めです。
もちろん、一応たまゆら本なので、6年前には分からなかったたまゆら聖地の事物に関する発見や変化なども記載しています。
たまゆらファンに限らず、横須賀に興味を持っている方にもおすすめいたします。
幕末から明治の造船、海運などの事情も記載しています。
筆者は明治期の産業の進歩におけるキーマンは渋沢栄一だけではないことが少しわかったような気がしています。
また、日本の開国時の他の列強(米国、ロシア)などとの関係も現在のロシアとの関係を考えると興味深いものがあります。
様々な歴史の積み重ねが今日の世界のありようの一部をかたち造っていると思います。
ぜひ、筆者渾身の一作をご覧いただければ幸いです。
1.緒明山のひみつ(B5:フルカラー16p) (新刊:C102) 価格500円
以下、既刊の紹介です。
2.緒明山公園のひみつ(B5:フルカラー16p) (C93) 価格300円
既刊の「緒明山公園のひみつ」も今回再頒布いたします。
(こちらは過去に通販はしておりません)
こちらはアニメたまゆら聖地巡礼に特化していますが、この6年のあいだにすでに失われた貴重なカット(景色)が収載されております。こちらも新刊と併せてご覧頂くことをお勧めいたします。
次はKey, 京アニアニメです。
3.神尾家のひみつ(A4:フルカラー24p) (C99) 価格500円 -- (2021年)にリリース
TVアニメAIR(京アニ版)の聖地巡礼本です。AIRが好きな人にはきっと分かってもらえると思います。
内容はこちらからも。(メロンブックスでも扱って頂いております)
よりもい(宇宙よりも遠い場所)関連です。
(2023年8月現在、よりもい関連は通販では扱っておらず、同人誌会のみでの頒布としています)
2023年8月以降、よりもい関連の冊子は値下げしました。
4.新ペンギン饅頭号のひみつ(A4:フルカラー48p) (C97) 価格800円(聖地巡礼)
5.ペンギン饅頭号の逆襲 (A6:文庫本76p) (C100) 価格200円-- (2022年)にリリース(小説)
6.青春タヌキ野郎はオーロラ少女の夢を見ない (A6:文庫本92p) (C96) 価格200円-- (2019年)にリリース(小説)
以上は部数限定ですので、よろしくお願いいたします。
(2023年8月9日)