はいみどりの世界

すてきな記憶を忘れないために

コミケ c99 新刊(2021年冬)神尾家のひみつ(訂正記事)

2年振りのコミケが無事開催されました。

これまでのコミケと異なり、入場制限のある中、1日目は5万5千人の来場者があったそうです。

当スペースにも多くの方にお越しいただきありがとうございました。

今回、ようやくこの本を皆様にお届け出来たことを嬉しく思います。

また、コロナの影響や諸般の事情のためお越しになれなかった方にも今回は早めに通販でお届け出来るようにいたしました。

 

メロンブックス様での通販はこちらです。

 

さて、相変わらず校正が甘くて、いくつかの間違いを出稿後に発見しています。

申し訳ありません。今回の間違いのほとんどは、聖地を訪れた年の記述です。

筆者は、2012年に初めてAIRを見て、その後、作品の背景のモデルの場所(聖地)に訪れたいと思いましたが、筆者の居住している場所(神奈川県)から関西地域、それも京都や大阪からさらに2〜3時間かかる場所へ訪れるのは、なかなかタイミングが作れず、また、香住(香美町)のように訪れた後に多くの聖地が存在していることを知ったり、あるいは、丹鉄の乗車や列車を納得のいくアングルで撮影するために何度か訪れたりと多くの時間を要したことはあとがきにも書いた通りです。

そのあとがきの記述において時系列の間違いがあることに気がついて、急遽、訂正シールを貼りました。なんとか、コミケ開催日までに対応できましたが、本文中にもいくつかの日付の間違いがありました。

以下に、筆者のAIR聖地に訪れた年月と関連イベントを列挙します。

2012年: 7月 函館

2013年: 3月 木幡 5月 国立 8月 小浜、舞鶴 9月 国立(2回目)

2017年: 5月 飯岡 8月 由良川、香住 10月 京アニ私たちはいま(石原監督への質問)

2018年: 1月 中二恋TOM公開 6月 御坊、美浜町 8月 由良川(2回目)

2019年: 6月 上士幌 7月 函館(2回目) 8月 香住(2回目)

2020年: 10月 舞鶴(2回目)

 

ということで、上記に照らして、以下の年月の訂正をしておきます。

P16 下段2行目 ×6年 ○7年

P18 3段目17行目 ×2019.8.17  ○2017.8.17

 

また、中二恋TOMの名称は、×中二病でも恋してる ○中二病でも恋がしたい

ですね。大変失礼いたしました。

 

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そして、今回のこの訂正記事で最もお伝えしておかなければならない部分です。

本文、最初のページ(P4)の最初の写真の説明、および本文に、西御坊駅廃線跡の登場がOPにとありますが、巻末のリストにもあるように第6話の終了間際に登場する1回のみだったことです。

この間違いに気が付いたきっかけは、この巻末のリストを出稿後に何気に見ていて、OPの項目に○が付いていなかったことです。それで再度OPを見直して、登場していないことに気が付いた訳ですが、筆者はこのシーンがOPに登場していると完全に勘違いしていました。

なぜ、このたった一度しか登場しなかったこのシーンがそれほどまでに筆者に印象深いものになったのかは未だにわかりません。

さらに、中二恋TOMでは、過去の京アニ作品に登場した代表的なシーンをいくつか登場させていた中で、AIRとしては、この廃線跡が唯一のシーンでした、AIR関連ではこれ以外に2箇所登場していますが、それらはAIRの登場カットそのものではありません。

それほどまでに、石原監督にとって、この廃線跡のシーンがAIRの代表的なシーンとなっていたようです。筆者のように、このシーンがAIRを思い出す印象深いものであり、それがOPにも登場していたと錯覚していた方は他にもおりました。

筆者は、この第6話の美凪回(みちる回)が大好きです。その美凪エピソードが一区切り付いた後のシーンだったことで印象深く刻まれたのかもしれませんし、あるいは鉄道に関連する事物は意外と記憶に残るものなのかもしれません。

ちなみに、このシーンでは往人が線路の上を歩いて川を渡っています。

実際、2005年の放送開始後のしばらくの間は川の上にレールが残っていましたが、その後、ほどなく撤去されています。

(2022年1月3日)